背骨を丸く変形させない事。。。。頭はとても重いので、首で支えると前へ倒れます。すると『のど』の機能が阻害され、伸びっぱなしの筋肉が嚥下を困難にさせます。
背骨が丸くなるのは何故かというと、支える筋肉の動きが良くないのです。
1)伸びっぱなしの背中の筋肉を縮める筋トレをする。
2)胸の筋肉を広げる筋トレをする
3)腹筋の上部を鍛える事
『筋トレ』は筋肉を縮める種目と伸ばす種目があります。日常動作で背中は伸ばしっぱなしなので、縮める筋トレが必要で、体の前面の胸腹は日常動作で縮めっぱなしなので伸ばすストレッチが大切です。
具体的には腹筋の力を抜かないで胸を広げて体を立たせる感覚をつかむことが大切です。
姿勢改善には大きなくくりでは、背中・胸・腹の筋トレです。
しかし、人間の筋肉は筋膜という繋がりで体の縦のラインを繋げているので、足裏を常に柔らかく揉み解していることも全身のストレッチのインスタント治療になります。
せめて一日の終わりには、足の裏側を健康サンダルでも足つぼマッサージでもよいので、ほぐしてください。
そして、うつ伏せに寝て足をつかみグーンと沿って頭と足を床から持ち上げて背中の筋肉を縮めてください。。。。胸を広げて
もしもあなたがすでに体が硬くて足をつかめないようでしたら、それは体の前側が硬いので体の前側の筋肉を手で伸ばすことから始めてください。そこまで硬くなってしまったら、自己流では危険なのでリハビリのできるところで徐々に体を解きほぐしましょう。
診療室では、体の前面の筋肉を伸ばすことを指導いたしましたところ、患者様から軽蔑の視線をいただき、「今後は自分でやるからいい」と断られました。以後保険診療ではこの手の全身治療と食事指導は行っておりません。
ご希望の場合は保険外診療となります。『道で転んでしまう』『膝が痛い』等の治療も嚥下障害にならないためのリハビリとして学んだ技術ですが、保険外とさせていただいております。『糖尿病を寛解に導く食事と生活指導』も保険外です。