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2023.04.16

歯周病の重症の場合に出る症状

歯周病の歯周ポケットを2mm以内にしようというのが当院のコンセプト

しかしながら、日常診療の中で、いくつかの重症で回復困難と思う症状があります。その中で患者さんとの認識が一致できずに治療困難な例が出てきます。

1)歯周ポケットが明らかに深いのに、少しも測ることができないほど痛がる。

2)歯石は無いが深い歯周ポケットからリンパ液が漏れている場合

このどちらの場合も重症の炎症を起こしていますが、見た目にはさほど汚れてないことが多いです。歯石やプラークなどがたっぷりついているわけではないのです。凶悪な歯周病菌がポケット底にいる。スピロヘータが居る。。。多分。歯肉に食い込んでいる。とするとパウダーでポケット内を洗っても駆除できない。腫れ方と色とX線で診ると顎の骨の破壊象がザクザクしてる。

ならばどうするか。。。。化学的歯周治療とパウダー噴霧してポケット内から駆除し、内科的アプローチをします。抗菌剤で歯周ポケットパック(3DS)をしパウダーで物理的に菌を除去、抗生物質を飲み血流からも駆除する

しかし。。。。。。皆さんそこまでの自覚はありません。先ほど書いたように、汚れは見えません。痛みも感じていません。自覚症状は特段にありません。ポケット内を洗った測ったりすると痛みます。だから治療を喜びません。触らないで欲しいと思っていたりします。治療を頑張れば頑張るほど嫌がられます。。。。。結果、治療ができません。

先日も、歯周ポケットを測り始めた途端に叫ぶ男性がいらっしゃいました。。。。。痛い、痛い。。。。異常な反応にこちらも唸ります。。。。ダメかもしれない。。。。深部まで感染してるかもしれない。。。。。抜いたほうが身のためかもしれない。抜かないと全身に感染が広がり、癌・血管疾患・認知症に進むだろう。治療に取り組むのか、抜歯を希望するのか?本人の希望は。。。。。。『放置』。。。。放置???????どういう事?『ダメだと思ってるから、抜けちゃったらインプラントにする』という返答。そう思っている方々もいらっしゃる。ここまで悪くなるには年月も経ってますしすでに複数の歯医者での治療跡があります。すでに本人の中で答えが出ているのです。『治らない』。。。

お金かかりますよ。。。『最後は数本のインプラントで全部の歯ができる方法があるじゃないか、それまでこれでいいんだ』。。。。成程。その場合は、インプラントが可能な健康状態を維持する必要があるのと、顎の骨がなくなる前に戦略的にインプラントに変えていくことが必要です。。。。。すると『骨はなくなったら作れるだろう』。。。。作れます。しかし、万能ではありませんからおすすめはしません。

情報と資金が豊富な方のようです。。。。。ならば、積極的にインプラントに置き換えていく時期に来ていると思うのです。歯が自然脱落するほど歯周病感染が進んでしまうと、骨増設する難易度が上がってしまいます。体力も十分なときにやっていく方が有利です。

その場合はご紹介になります。

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