虫歯の穴に詰め物をして治したときに1か月たっても痛いとき。海苔巻きのノリだけ痛い等の食事の種類で痛いとき、ヒビが入って割れかかってる時があります。
歯髄神経を除去していない歯でこれが起こったとき、この場合はCTを撮っても映りません。神経を除去している場合のヒビはCTに移ることが多いです。皆さんはレントゲンでそれぐらいわかるだろうと思っているのでしょうが、現実は様々なので分からないことが多いのです。どうするかというと、ここで大切なのが問診です。何をしたときに痛いか細かく聞き取ることがカギになります。患者さんの一言一言がとても大切なヒントになります。
他の歯医者さんで何回治療しても痛くて噛めないとお怒りの患者さんが紹介されて来院された時に、まずレントゲンを診ると治療は悪くない。しかし、患者さんは痛いからこの歯を治してほしいとおしゃいます。何回も治療してレントゲンでも異常がないなら、前の先生と同じ治療をすることはあまり意味がないと思い、前の先生がやらなかったことを試みます。すると患者さんの視点が変わってきて、15年前もこの部位の治療に苦労して大学病院を梯子した経験を思い起こしてくれました。そして、痛いと思っていた歯の一つ奥の歯が割れていることにたどり着きました。
歯が割れてる。。。。。見て分からない割れ方をしているときに、治療が必要な状態であることを納得していただくことはとても難しく。お怒りになる患者さんもいらっしゃる。口コミにぼったくり歯医者だと書かれたこともありますが、説得できず、納得いただけないので治療できず、お怒りなので初診料も払ってもらえずお帰りいただいたのに、ぼったくりの最低の歯医者だと書き込みされました。
歯が割れているとき。分かりにくく割れているとき。。。。。。噛むと痛いです。割れている歯としての治療法に変えましょうね。