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2019.04.24

なるべく抜かない削らない治療

なるべく抜かない治療の為に、今、何に気を配っているかというと。

歯を破折させない事です。

ギネス記録に乗っている歯周病は世界一多くの人が感染している感染症です。

しかし、歯を抜かなくてはならない一番の原因は、『歯の破折』であって、歯周病ではないのです。

では、歯が折れないようにする為にはどうするのかというと。

1)咬む力のコントロールをする事。

2)なるべく歯を削らない事。

3)歯髄神経を感染させない事です。

4)歯髄神経を取らないようにする。取ったなら歯を覆う事。

虫歯ができたときはなるべく小さく、しかし、しっかり接着させて塞ぎます。

そのために

従来の必要以上に削らなくてはならなかった銀歯を歯と合着するのでは無く、接着技術とプラスチックを使います。

感染の危険を最小にするために、2回法で小さく治します。。。。1回法では小さく治したようでも再感染のリスクが高いからです。

虫歯が歯髄神経に達した場合は、MTAセメントで感染させないで歯髄神経を守る治療をお勧めしていますが、保険外です。

保険治療の場合は、水酸化カルシウム製剤を使い断髄処置か、歯髄神経を取り充填剤に置換して歯を覆います。

歯髄神経を取る治療は『根管治療』と言います。

根管治療中は歯の真ん中に穴が開いて仮の蓋をしている状態なので、強く咬んではいけません。

なるべく咬まないでください。。。。。これはとても重要なこと。。。。。。

この治療中にひびが入ったり割れたりすることがあるからです。

特にご注意いただきたいのは、パンです。。。。パンは治療中の歯にとっては固く、引きちぎる横引き割きの力がかかる食材なので歯を割る原因になります。

根管治療中の歯でパンを食べる===>歯にひびが入る===>数年後に歯が割れる===>抜歯

ナッツ類や鶏皮や海苔巻の海苔なども引きちぎる横引き割きの力がかかる食材です。

根管治療中はご飯食が良いです。

そして、濡れた海苔や鶏皮やかまぼこや沢庵などを避けて、なるべく咬まないようにして頂きたいので、ご注意ください。

このような食事制限の入る治療はなるべく短期間に終われるように、優先して予約をお取りしています。

また、長期に来院が不可能な場合(遠い地方から来院している方の場合など)は、仮の歯を作って破折から守りながらの治療体制を組んでおります。

TEL045-591-8211

住所〒224-0029 横浜市都筑区南山田2丁目11-16

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