スポーツクラブに初めて入会したのは、ヨガがとても気持ち良いと知ったからで、ピラティスを知ったのはヨガの時間に間に合わなくてピラティスの時間に参加したからです。残念ながらパーソナルトレーナーにマシン筋トレを教えてもらおうとしたのがあだとなり足が痛くて運動ができなくなってそのスポーツクラブを退会しました。
ところが、血圧や中性脂肪の血液検査値が悪くなり運動しなくてはならなくなったのです。すっかり体力に自信がなくなっていたので、『シニアのダイエットとトレーニング』と検索したのです。そこでヒットしてきたスポーツクラブに連絡を取りカウンセリングを受けて、私の筋トレ生活の幕が開いたのです。
『血液検査の値が正常値に入る』を目標に減量とトレーニングが始まりました。
今まで『分子栄養学』を学んで以来、体調不良には栄養供給で対処してきたのに、カロリーに注目することなく自分の消費カロリーが減ってきてることを忘れていたことを認識させられました。そして、トレーナーさんと始まった減量は何度か混乱しましたが、食べるという事のパラダイムシフトが起こりました。
そして『食べる事』に極端に偏った視点を筋肉と肉体を動かすことこそ大命題だと拡大していきました。
『口で食べる事』『何を食べるのか』『どれだけ食べるのか』それを規定するのは体が何を求めるのかによるのだから、求めるものの歪みすら問題としてとらえるようになりました。
大きな視点では生きるという事は食べるという事ではないのだ。。。世の中には『不食』すらあり得るのだから。。。。食べられないことが『死』ではない。。。ということを知ったのです。もう哲学の世界なのか科学なのか物理学なのか思考の境が広がりすぎて。。。粒子になってしまった時に仏教に学び、凡人ゆえに再び、筋トレに戻って何故か安心するのです。。。。。肉体は今の住みかなのか?お家に帰ってきた安心感。
この人おかしい人か?。。。。。って思った人も居らっしゃるかと思いますが。とりあえずこのページを開いたついでに読んでください。
さて、年齢を重ねたこの体をメンテナンスしながら上手く動かそうと思ったら。。。。細胞を飼ってる、ないしは私は細胞の集合体だと常に思うようになったのです。
食べる筋肉を動かして、刃物である歯で咀嚼して飲み込む嚥下。。。。私はここ部分の育成と機能保存とメンテナンスを担当する仕事をしています。
すると、筋肉を機能させるには筋肉をトレーニングして動けるようにすることが必要だというテーマを得ました。。。。口腔周囲の筋トレです。
筋トレのプロたちが食事管理を重視していることをご存じですか?食事管理無しには筋肉をコントロールできないんです。筋肉を愛する方たちは、ジャンクフードを極端に嫌います。体に負担のかかる揚げ物や糖質を管理して、好きなだけ好きなものを食べるなんてことはしません。ハンバーガーもケーキも食べるときは食べるようですが、殆ど『イベント食』なんです。そして、睡眠の時間と質にも気を使います。。。。。これはすでに巷にありふれた情報と同じことを言っていますが。お決まりの『食事』と『睡眠』と『筋トレ』です。
これをホルモンという視点から見ると、まったく無駄がない健康管理の方法です。睡眠で健康に良くないホルモンを抑止し、筋トレでとってもよろしいホルモンを作り出して筋肉のポンプ作用で全身に回す。その原材料とエネルギー供給としての食を管理する。そして生きる。
筋トレが続く人は1割に満たないそうですが。。。。。体が喜ぶことをしてあげようって思うと筋トレです。。。3年目にはいりました。