醤油・味噌・納豆に代表される発酵食品。
お酢・清酒も発酵食品です。
外国からは、ヨーグルト・ケフィア・キムチなどもありますね。
発酵させると、たんぱく質が分解されてアミノ酸になるんです。
私達は、肉・魚・大豆製品を食べると、体の中で、アミノ酸に分解します。
元々、たんぱく質はアミノ酸でできているのです。
人間の筋肉もたんぱく質です。
心臓の筋肉や胃の壁さえも筋肉ですから、食物として食べたたんぱく質をバラバラに分解してアミノ酸にしてから、人間のたんぱく質に作り変えます。
あらかじめ、発酵によってアミノ酸に分解された食品は、体内ですぐ使い易いですね。
消化吸収のために体にかかる負担が減ります。
舌に感じる味わいも、美味しいんです。
是非食べて欲しい食材なので、美味しく感じるようになっています。
苦味は、灰汁なので、余り好まないようになっているようです。
春は、冬の間に活性が下がった細胞を目覚めさせるために、苦い山菜を食べたくなるように好みが変わるのも不思議ですね。