3回シリーズでオイルについて取り上げます。
コレステロールを減らす効果のあるオイル・・・・食用油コーナーで気になったことはありませんか?
コレステロールを減らすマヨネーズも気になりますね!
主成分は、ジアシルグリセロールと中鎖脂肪酸の2種類で、天然油脂成分です。
血液中に入りにくく、体内で燃えやすい性質があり、エネルギーとして使いきり、脂肪として溜めないというメリットがあります。
肥満やコレステロールが気になる方は大いに活用してください。
オイルはエネルギー源としてだけではなくて、重要な栄養素ですから、バランスよく摂らなければいけません。
見えるオイル(食用油・ラード・バターなど)と、見えないオイル(魚介・肉・卵・野菜・穀物・豆・菓子)があります。
これらを脂質といい、およそ40種類の脂肪酸で構成されています。
高血圧・動脈硬化・血栓症(心筋梗塞や脳梗塞など)やガンは、リノール酸とアラキドン酸の摂り過ぎと関係があると言われています。
リノール酸は、紅花油(ハイリノールタイプ)・ひまわり油(ハイリノールタイプ)・綿実油・コーン(ハイリノールタイプ)・大豆油に多いです。
アラキドン酸は、肉・卵・魚に多く含まれていますが、リノール酸から体内合成もしています。
アラキドン酸は血圧調整や免疫調整など大切な働きをしているのです。
現代食生活では、肉・卵・魚は欠かせない食材ですが、此れをリノール酸リッチなオイルで衣をつけて揚げると、過剰摂取になります。
過剰摂取によって、
- 善玉コレステロールが減って、悪玉コレステロールが増える。
- 血小板が、固まりやすくなって血栓症(心筋梗塞・脳梗塞など)が おきやすくなる。
- アレルギー症状が強くなる。
- 酸化しやすいので、遺伝子を傷つけてガンになる。
等の困った現代病を引き起こします。