前回お話しした通り、ビタミンB群は食事からエネルギーを取り出して元気に生きていくために 絶対に必要です。
そして、B6は、アミノ酸の合成や分解に関わる酵素の補酵素です。
ギャバ(脳の神経細胞の伝達物質)の合成に働きますが、脳内物質ギャバは自分の体内で作り出したギャバのみが脳内に入れます。
B6が不足すると中枢神経の異常興奮によるケイレンを起こします。
また、治り難い皮膚炎がB6不足のこともあります。
キレやすい、尖った心情、イライラを穏やかにしてくれるB6は現代人には沢山摂って頂きたい。
幸せビタミンといえるのではないでしょうか。
特に、女性ホルモンがB6を消費してしまうため、女性では月経前症候群(いらいら、頭痛、吐き気、倦怠感)が重くなります。妊婦さんはつわりが酷くなります。B6を沢山摂って快適な毎日を送りましょう。
肉、魚、野菜、乳製品などに幅広く存在しますから、偏らない食生活で十分補えるはずですが、沢山摂りたい場合は、酵母を料理に取り入れると効果的です。
2018.09.18